耐用年数を超えた老朽管きょが都市部を中心に増加しています。
老朽管はさまざまな箇所で漏水や不明浸入水を起こし、さらには道路陥没が発生する事態を招いています。
その為、いかに確実でスピーディに下水道管きょを更正できるか?
その答えが「シームレスシステム工法」です。
光(紫外線)を照射することで、均一で確実、つなぎ目のない(シームレス)更正管路がスピーティに完成。
※「シームレスシステム工法」は、光硬化工法協会が運営/管理しています。
- 既設管きょの本管・取付管・取付管接合部をそれぞれ更正することにより、本管と取付管の強固な一体化更正が可能。
- 更正管を硬化する光硬化性樹脂を使用。新管同等の性能を有します。
■メインライナー形成工
【1.引込工】
既設管内にメインライナーを引込み挿入します。
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【2.拡張工】
圧縮空気でメインライナーを拡径します。
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【3.硬化工】
管内に引き入れたUVライトトレインを走行させ、メインライナーに紫外線を照射して硬化させます。
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【4.取付管口削孔工】
メインライナーの両端部を切断後、管内からロボットカッターを用いて取付管口の削孔を行います。
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■ラテラルライナー形成工
【5.ラテラルライナー形成工】
桝側よりラテラルライナーを反転挿入し、光硬化を行います。
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【6.ユナイトライナー形成工】
取付管と本質との接合部にユナイトライナーを設置し、光硬化させます。
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 |
■施工前 |
■施工後 |
CO2排出削減+周辺環境影響の調査結果
大気汚染の抑制 |
- 作業時間短縮による施工機器の排出CO2を削減。
- 交通渋滞による最小化による負荷低減。
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工事騒音の低減 |
- 大型車両・機器も少なく、音源・音量を低減。
- 短い工期で騒音影響の長期化を防止。
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交通渋滞の解消 |
- 施工時間が短く渋滞も短時間。
- 最小限の占用面積で車両通行の円滑化。
- 施工機器も少なく、車両の通行を妨げない。
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